今日は、ビジネスに関するノウハウをご紹介します。
起業に関わらず、仕事には目標を立てる機会が多いと思います。
特に社内で役職が上がれば上がるほど目標を立てる機会は増えると思います。
・売上目標
・利益目標
・販売目標
・人財採用目標
上記の目標は多くの企業で目標として設定されますが、全てに共通する事があります。
外部要因に大きく影響される
という事です。
企業として活動していく以上、売上や利益の目標は必要な目標ですし、売上利益を上げるには販売目標も大切です。
人財の採用も経営に大きな影響を与えるので、必要な目標になりますね。
しかし、単純に目標の数字を決めるのは、目標設定としてはイマイチです。
外部要因を排除した目標を立てる
例えば1ヶ月の売り上げ目標を、1千万円と決めたとします。
売上1千万円を達成するには、1個1,000円の商品を1万個売れば達成します。
従って、商品を1万個売ると言う目標を設定します。
そして1ヶ月後
売上金額は1,200万円になり、めでたく売り上げ目標が達成できました。
売上目標を達成できたのは良いのですが、なぜ達成できたのかわかりません。
商品が流行っていたのか、店の立地が良かったのか、他に要因があったのかわからなければ、売り上げをどんな行動をとっていいのかわかりませんよね?
売上目標1千万円も、販売目標1万個も、お客様の行動に影響される目標になるので、流行が終わると売上が減りますし、景気が落ち込むと売上が減ります。
ビジネスを行う場合、できる限り外部要因の影響を受けない目標を立てる必要があります。
今回の例では、
・広告を出し、1ヶ月で10万人の目に触れるようにする。
・テレビやインターネットで、多くの広告が流れている商品を取り扱う。
・10万人の人に試食をしていただく。
などのように、外部要因に関わらず自分の努力だけで達成できる目標を立てるのです。
1か月間で10万人の人に試食していただいて1万食売れた場合、試食した10人に1人が購入に至ると言う実績が出るので、試食会場を増やすとどれくらいの売上が見込まれるかがわかります。
試食会場を増やした場合、会場により購入率が変わると言うデータが得られるかもしれません。
広告も同様です。
広告を見た人が購入に至る割合がわかると、広告費用を使う比率がわかりますし、広告を見る世代や性別によって購入比率が変わるのがわかれば、より効率の良い広告を出すことが出来ます。
起業する人も企業で働く人も目標の立て方ひとつで、多くのデータを集めながら目標達成をすることが出来ます。
今回は商店をイメージした目標設定の方法をご紹介しましたが、ほぼ全ての業種で通用する方法なので、ぜひ実践してください。
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