今日は起業準備の中で、在職中にやっておくことを考えます。
私と同様に、同じ職種で起業する人が多いと思います。
会社に所属しながら起業準備を進める場合、会社を辞める前にしておけば良いことがたくさんあります。
現在の会社を観察する
起業して会社経営を行う場合、現在所属している会社はお手本の候補になります。
現在所属している会社は、今までの競争の中で生き残っているわけなので、色々なノウハウが詰まっています。
会社を辞めてしまうと、他の会社の内部を見る機会は一気に少なくなりますが、現役で所属している場合は色々と見ることが出来ます。
特に、起業を考えていない状態の目線と、起業を考えている時の目線では見える世界が変わってくると思います。
会社を観察するポイント
会社を観察すると言っても、どこを観察すればいいかピンとこないかも知れないので、少しポイントをご紹介します。
会社の管理業務
会社を運営するには色々な管理業務が必要になります。
小さな会社であれば、一人で色々な管理を行っているかも知れませんが、多くの会社は分業制をとっているため、営業職は顧客管理、技術職はスケジュールや品質管理、経理職は経費管理など、一部の管理業務しか知ることが出来ません。
恐らく他の部署には同期や仲の良い人が居るはずなので、他の部署が行っている管理業務を教えてもらうなどして、どんな管理をしているのか、項目を書き出していきましょう。
管理項目がわかれば、ネットで調べるなり、自社の知り合いに聞くなりすれば、起業してから慌てることが少なくなります。
人材育成方法
会社が成長するには、人材の育成は避けては通れません。
企業は、新人研修に始まり、技術研修、管理職研修、経営者向け研修、OJT教育など、人材育成を目的とした活動を行っています。
自分の会社では、どのような教育を行って、どれくらいの成果を出しているのか調査しましょう。
社長の考え方
これから、起業して社長になる訳ですが、現在所属している会社の社長は皆さんにとって、先輩社長になります。
・社長は従業員に何を望んでいるのか。
・社長はどんな会社にしたいのか。
・社長はお客様に何を望んでいるのか。
を考えてみましょう。
人脈の作成
今のうちに独立後の人脈を形成しておきます。
自社から出かける事がない仕事内容では難しいかも知れませんが、お客様やビジネスパートナーと交流を持ち、独立してからも付き合いが出来そうな人をピックアップします。
可能であれば、タイミングを見計らって、独立を予定している旨を伝えてもいいかも知れません。
(ただし、独立を考えていることを会社にバレるとマズい場合は、やめておく方が無難です。)
このように、独立までの間も会社に居ながら出来る事、会社に居るからこそできる事がたくさんあります。
独立までの限られた時間を有意義に使うよう、行動していきましょう。
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