神戸市の職員が本来は大卒の学歴を高卒と偽って入社していたのがバレて懲戒免職になっていたと言うニュースが流れています。
普通の学歴詐称は事実より高い学歴を言うものですが、今回は事実より低い学歴を申告していました。
学歴を詐称するのは問題なので、何らかの処分を受けるのは当然かもしれませんが、懲戒免職と言うのは厳しすぎる処分のような気がしてなりません。
このニュースは短い記事なので、この処分の裏に何があったかは読み取れないので、普段から勤務態度が悪かったとか、仕事が出来ないとかが本来の理由で、学歴詐称は処分理由の一つでしかない可能性もあります。
この人は、大卒の学歴があるにもかかわらず高卒として採用されていたわけで、給与などの待遇も高卒として支払われていたと思われるので、市役所としては被害はなかったと思われます。
高卒並みの実力すらなかったとしても、採用試験では基準を満たしていたと考えるとやはり神戸市の被害はなかったと考えて良いと思います。
他のニュースによると、高卒限定の採用試験で採用となっているのが問題との事ですが、それなら被害者は採用試験に落ちた人なので、懲戒免職と言う処分は適当ではない気がします。
またまた想像になりますが、職務規定に、「学歴を詐称して入社したことが判明した場合は懲戒解雇」と言う規定があるのかも知れませんね。
(本来は学歴を高く偽る事を防止する規定が、低く偽った事でも適用されたケース)
起業日記とはジャンルが異なる日記になりましたが、
学歴だけでなく、現在の実力を重視した実力社会が進めば、今回のような学歴を低く偽るようなことはなくなるのかな?
と考えたニュースだったので取り上げました。