起業すると決めてからは様々な不安が発生します。
・仕事は見つかるのだろうか?
・お客様は来るのだろうか?
・融資は受けられるのだろうか?
・従業員は採用出来るのだろうか?
など、不安は次から次へと出てきます。

こんな不安が多い状態で起業しても大丈夫だろうか?とまたまた不安が募ります。

ところで、起業を目指す人にとって、不安は悪い事なのでしょうか?

 

不安は悪くない?

起業を考えた時の不安、実は悪い事ではありません

このブログを読んでいる多くの方は、サラリーマンの経験があると思います。
私と同じ年代であれば、会社の仕事で新しい事業や、新規顧客への営業に行ったり、仕事の環境ガラッと変わった経験を持っている方も多いのではと考えています。

サラリーマンでも新しい環境に入っていく時も色々な不安があったと思います。
(中には自信しかないと言う強者もいらっしゃると思いますが)

そんな時、どうやって不安を乗り越えたかを思い出してください。
・新しい環境の情報収集
・新しい仕事の予習
・新しい仕事を予想し計画を立てる
など、事前準備を行ったと思います。

つまり、不安を解消するために、情報収集や計画を立てたわけです。

もしも何の不安もなかったら情報収集や計画立案はしなかったわけです。

起業するとき、何の情報も集めず、何の計画も立てなければ事業は失敗する事でしょう。
しかし、不安があるので、色々な情報収集や綿密な計画をたてます。

そして、不安が解消するまで、情報を集めたり計画に磨きをかけていきます。

こう考えると、不安は必要な事に思えてきませんか?

 

過度な不安はマイナスになる

起業に不安はプラスに働くと言う話題でしたが、いくら情報を集めても、いくら計画を練っても不安が消えなければ、恐怖心やストレスが溜まってきます。

そうなると、不安はプラス材料とは言ってられなくなります。

計画を立てている段階で不安を完全に解消するのはかなり難しいと思います。
どんな素晴らしい計画でも、実際に実行してみなければ上手くいくのかわかりません。

上手くいくかどうかわからないので、不安は消えないのです。

それでは、不安を消す方法はないのでしょうか?

 

不安を詳細に書き出す

不安を完全に消す方法はありませんが、不安をほぼ解消する方法はあります。

今、何が不安なのかを紙に書き出すのです。

思いついた不安の内容を紙に書くのですが、漠然とした不安ではなく、出来るだけ具体的な内容になるまで噛み砕いて紙に書きます。

例えば、
「お客様が来店してくれるかわからない」
ではなく、
「立地的にお客様が来店しやすいかわからない」
と言うレベルにまで落とし込みます。

そうすると、不安を解消するため、自分が開店しようとしている場所の人通りや、同業店の場所、店が目立つかどうかなど、色々な検証が出来ます。
検証の結果、不利な立地なら開店場所の変更などの計画変更を行います。

不安を書き出して、その対策を行えば、不安はどんどん消えていきます。

最終的には、「理由はないけど漠然とした不安がある」だけになります。
具体的な不安要素は全て解消しているので、漠然とした不安は無視しましょう。

もしも新しい不安が出てきたら、今までと同じように解決していけば良いのです。

 

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